現在Fireタブレット3台持ち。実は、さらに新しいモデルも手に入れようとしています。
そんな僕が言うのもなんですが、この記事はFireタブレットをおすすめしない!買うな!と、お伝えする内容なんです。
Fireタブレットは、ハマる人にはハマります。しかし、これから解説する”おすすめしない5つの理由に”当てはまる人”にとっては、理想的なタブレットではない可能性があります。
Fireタブレットはこの4シリーズ10機種(キッズモデルが4機種含む)
- Fire MAX 11(2023年発売)
- Fire HD 10(2023年発売)
- Fire HD 8、8 Plus(2022年発売)
- Fire 7(2022年発売)
▶ 高性能の順に並んでいます。
本記事では、Fireタブレットをおすすめしない5つの理由と、Fireタブレット以外の選択肢3つについて、3台目のFireタブレットを買い増した僕が解説します。
僕みたいに3台も買っちゃダメですよ。
Fireタブレットをおすすめしない5つの理由
では、Fireタブレットをおすすめしない5つの理由をご覧ください。
- 動作や反応が遅い
- OSがAndroidではない
- GPS機能が無い
- 液晶の反射がすごい
- 質感が安っぽい
操作、動作が遅い
Fireタブレットは手頃な価格で提供されている一方で、その動作速度の遅さには多くのユーザーが不満を抱えています。
Fireタブレットは、Amazonが提供するエコシステム内で快適に使用するために最適化されているためです。(※アマゾンのサービスを利用する際には十分な機能を持っています。)
というのも、CPUやRAMといったハードウェアリソースがiPadなどに比べて低めに設定されているため、アプリの起動やページの切り替え、動画再生時のパフォーマンスに関して物足りなく感じる場合があります。
複数のアプリケーションを同時に使用するマルチタスクの際に、パフォーマンスの低さが顕著ですね。
下表のベンチマークスコアをご覧ください。
性能が良い順 | SoC | AnTuTu |
---|---|---|
Fire Max 11 | MT8188 | 420,000 参考:YouTube シンスペース様 |
Fire HD 10 | MT8186 | 300,000 参考:YouTube シンスペース様 |
Fire HD 8 | MT8169 | 130,000 参考:YouTube シンスペース様 |
Fire HD 8 Plus | MT8169 | 140,000 参考:YouTube シンスペース様 |
Fire 7 | MT8168 | 100,000 参考:Zukiのスマガジェ様 |
アマプラの視聴や電子書籍リーダーとしての使用ならば何も問題ありません。普通に快適です。
しかし、日々の作業効率を重視する方や、スマホ並みにスムーズな動作を求める方にはFireタブレットは絶対におすすめしないです。ハイパフォーマンスを求めるユーザーは、価格差を埋めるだけの価値がある高性能なタブレットを買うべきです。第3章で紹介しています。
OSがAndroidではない
Fireタブレットが搭載するOSは、AndroidではなくFire OSです。
Fire OSは、Androidベースではあるものの、Googleのサービスやアプリには標準で対応していません。
この制約で、Google Playストアからアプリをダウンロードすることが出来ず、アプリの選択肢が狭まります。またGoogleによるアップデートやセキュリティの提供も享受できません。したがって、利用者はAmazonが提供する限られたサービスやアプリの範囲内での使用を余儀なくされます。
一部のユーザーは、Fire OSをAndroid化してGoogle Playを導入することでこの問題解決できますが、多くの利用者にとってはあまりにも難しい作業です。また、Google Playを導入することは、保証対象外となるリスクも伴います。つまり、あまりおすすめしません。
というわけで、Fireタブレットは価格面では非常に魅力的でありますが、Androidアプリを重視するユーザーには適していないと言えるでしょう。
僕の場合、アプリはスマホで使えるから気にしませんけどね。
GPS機能が無い
FireタブレットにはGPS機能が搭載されていないため、地図アプリやナビゲーションアプリを使用する際には不便を感じるかもしれません。例えば、外出先でリアルタイムでの道案内を受けたい場合や、移動の軌跡を記録したいとき、ストレスかもですね。
GPSはスマホやカーナビを利用するとして、FireタブレットではAmazonのエンターテイメント楽しむ大人のおもちゃだと思って利用すると、最高のコストパフォマンスを発揮しますよ。
液晶の反射がすごい
Fireタブレットはコスト削減がなされており、ディスプレイの品質にも影響し、液晶画面の光の反射が顕著に現れます。
明るい環境下や屋外での使用では、周囲の景色や自分の顔が画面に映り込み、映像が見づらくなる場合が多いです。これは特に読書や動画視聴において、非常にストレスとなるでしょう。
加えて、指紋や傷がつきやすい素材のため、さらに見えづらく、デザイン的な見た目も悪く見えます。定期的なクリーニングや保護ガラス・フィルムの使用が不可欠で、手間とコストがかかるので注意です。
でも、100均の保護フィルムで十分見やすくなるよ。
質感が安っぽい
Fireタブレットの質感は、一部のユーザーにとって満足しない可能性が高いです。
価格を抑えるために採用されたプラスチック素材が、他社製品と比較してもかなり安っぽく、手触りがサラサラして頼りないです。また、Fireタブレットの背面カバーは滑りやすく、持ち運び中に落下させるリスクが増えるでしょう。
耐久性の低い素材で構成されているから、液晶も背面カバーも細かな傷がつきやすいよ。でも、僕はそこが好きなんだけどね。
Fireタブレットは高級感を求める人には適さないです。見た目や触れた感じなど、所有欲に強くこだわりたい方は、iPadやXiaomi Pad 6などのハイエンドタブレットを検討した方が理想的でしょう。
Fireタブレットをおすすめしたい人の特徴
この章では、Fireタブレットをおすすめしたい人の特徴をまとめます。
- 1番重視するのはコスパな人
- 傷なんか気にしないで使いたい人
- Androidアプリはスマホでいいという人
1番重視するのはコスパな人
コストパフォーマンスを最も優先するユーザーに適しているので、性能はそこそこでいいからお手頃価格のタブレットがほしい方におすすめしたいです。
Amazonや楽天に同価格帯の中華製Androidタブレットが販売してありますが、それらの競合他社製品と比較しても安価ですし、信頼性が高く安心ですし。
「安いから買う」という人が多いです。
別記事「Fireタブレットでできるこ」を空いた時間で読んでもらいたいのですが、安価なのにできることは多いです。
電子書籍を読む、ネット閲覧、アマプラ・U-NEXTなどの動画視聴といった基本的な用途には十分対応し、Amazonの豊富なコンテンツを直接利用できる点も大きなメリットです。また、子供の使用を考慮して作られたKidsコンテンツも充実し、さまざまなニーズに応じられます。
それなりのスペックを持ち、カジュアルな用途に使えて、予算を抑えられる。そんな人にふさわしいのが、このFireタブレットです。
「【比較】Fire HD 8とFire HD 10」では、僕が所持してる3台のFireタブレットのうち2台を比較しています。
傷なんか気にしないで使いたい人
お子様がタブレット使うご家庭やアウトドアで利用する頻度が高いユーザーにとって、高価なiPadを破損させてしまわないか心配ではありませんか?
しかしFireタブレットなら、価格帯が手頃であるため、多少のダメージにも大きな損失を感じにくいです。また最近では学校教育の一環でタブレットを使用しますから、そんな教育環境下での利用も不安感を拭えるでしょう。
そういった意味で、壊れることなんか気にしないでガンガン使いたい人にFireタブレットをおすすめしています。
iPadに傷が入っちゃったら、もう大変だよね。
Androidアプリはスマホでいいという人
Fireタブレットを特に推薦したいのは、Androidアプリをメインで利用しない方、またはアプリに関してはスマートフォンの方が使いやすい感じるいる方です。
FireタブレットのFire OSは、Google Playストアが利用できないけど、そんなの全然気にならないという方なら、今すぐポチって大丈夫です。
おすすめは、わりと高性能でストレスなく使えるFire HD 10です。
Fireタブレット以外の選択肢3つ
この章では、Fireタブレット以外の選択肢を3つ紹介します。
- スマホで我慢する
- Androidが使えるタブレットを買う
- リセールバリューが高いiPadを買う
スマホで我慢する
Fireタブレットを買わない。スマホとPCで我慢するのも選択肢です。
無理に買うのは良くないです。無駄な浪費です。
Androidが使えるタブレットを買う
どうしてもAndroidアプリをタブレット使いたい人は、Amazonで評価の高いAndroidタブレットを買いましょう。
Fireタブレットと同価格帯で、なおかつ同じくらいの性能でおすすめなのがこちら「Headwolf HPad5(AnTuTu 42万)」。
8インチ、10インチ、11インチがラインナップされ、どの機種もレビューの星の数はほぼほぼ4以上です。
Fireタブレットと同価格帯でAndroidアプリを使いたい方は、「Headwolf HPad5」がおすすめ。
リセールバリューが高いiPadを買う
Fireタブレットは手頃な価格で人気ですが、中古市場におけるリセール価値は比較的低い傾向にあります。そこで考慮するべきは、リセールバリューの高いiPadです。
AppleのiPadは新品の価格帯が高めに設定されているため、中古市場でもその価値をある程度保持し続ける特徴があります。Apple製品はブランド力が強く、ソフトウェアのサポート期間が長いこともその理由の一つです。一度購入すれば、長期間使い続けられるだけでなく、後に売却する際にも比較的高い価格で取引される可能性が高いです。
総合的に見ると、Fireタブレットはコストパフォーマンスに優れていますが、長期的な視点からiPadの選択は賢明な投資といえるかもしれません。高いリセールバリューは、将来的なデバイスの買い替え計画においても有利な要素となりますからね。
iPad mini 6(2021年) 定価は78,800円 | 買取価格は約50,000円~ |
Fire HD 10(2021年) 定価は19,980円 | 買取価格は約5,000円~ |
まとめ
本記事では、Fireタブレットをおすすめしない5つの理由とその他の選択肢を3つ紹介しました。
「Fireタブレットをおすすめしない5つの理由」
- 動作や反応が遅い
- OSがAndroidではない
- GPS機能が無い
- 液晶の反射がすごい
- 質感が安っぽい
「Fireタブレット以外の選択肢」
- スマホで我慢する
- Androidが使えるタブレットを買う
- リセールバリューが高いiPadを買う
正直、高性能ではありません。あまり期待をしないで、アマプラやU-NEXTを観る、Kindle本を読む、寝そべってYouTube観るなど、エンタメを楽しむことに振り切れば、買う価値はあります。
予算があまり取れないけど、タブレットが欲しいという方とは相性抜群。買って大正解を思えるはずです。
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