通勤時のオーディオブック用にワイヤレスイヤホンが欠かせない、けいたろう(@chi_ta_africa)です。
さて今回は、“絶対買い”のプロダクトが選出される、国内最大級のオーディオビジュアル「VGPアワード2021」において、コスパ大賞と完全ワイヤレスイヤホン(5千円未満)部門の金賞をダブル受賞したSOUNDPEATS TrueAir2をレビューします。
TrueAir2は2020年10月発売で2世代型落ちではあるんですが、aptXコーデックに対応していたりノイキャン機能もしっかりしていたり、USB-Cにも対応していたり、全く古さを感じさせないインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンです。
そんなSOUNDPEATS TrueAir2を、今更ながらレビューしていきます。
SoundPEATS TrueAir2のレビュー
SoundPEATS TrueAir2のスペックと特徴
Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー |
搭載チップ | QCC3040 |
コーデック | aptX,AAC,SBC |
連続再生時間 | イヤホン単体5時間(ケース含む25時間) |
充電ポート | USB-C |
イヤホンタイプ | インナーイヤー型 |
接続方式 | TWS / TWS Mirroring |
通信範囲 | 10M |
防水規格 | IPX4(水の飛沫に対して保護) |
発売日 | 2020年10月 |
特徴
- クリアな音声通話:4-mic & cvcノイズキャンセリングを搭載。風切り音や環境音を低減させ、価格の割には通話音質がよい。
- 最大25時間再生可能:Qualcomm社製最新チップ「QCC3040」でバッテリー性能がアップ。
- 超小型デザイン:片耳3.5gという超軽量で、装着してる感じがしない。充電ケースもわずか33gで、ポケットに入れて持ち運ぶことを躊躇しない。
- aptX コーデック・14.2mmドライバー:遅延が少ない、生演奏を聴いているかのような臨場感を味わえる。
- Qualcomm TrueWireless Mirroring:左右のイヤホンを自動的に親子機を切り替えるから接続が安定する。
- タッチコントロール:物理ボタンではなく、タッチセンサーによる操作が可能で耳への負担を軽減。
SoundPEATS TrueAir2の付属品
付属品のご紹介です。
- イヤホンケース
- イヤホン本体
- 取説
- USB-AーUSB-Cケーブル
以上が同梱されています。
SoundPEATS TrueAir2の外観
外観を見ていきましょう。
ケースにはマグネットで収納します。収納はヵチっと置くだけで簡単、取り出しもスムーズです。
後部(おしり部分)にはUSB-C端子を備えており、高速な充電が可能です。ちなみに一回の充電で、イヤホン単体で5時間、ケースを含めると25時間の連続再生ができます。
TrueAir2はインナーイヤー型で、とても軽い付け心地です。素材も安っぽさがなく、スタリッシュなデザインでカッコいいですね。白いといわゆる「耳からうどん垂れてる」みたいでも、黒だと少なくともうどんには見えませんよね。
ケース自体の大きさは大人の指3本分より小さくて、めっちゃ小型で軽いです。持ち運ぶことをためらうことがないです。
SoundPEATS TrueAir2のペアリング
SoundPEATS TrueAir2のペアリングは簡単な3ステップです。2分もかかりません。
- スマホの設定→Bluetoothを開く
- イヤホンをケースから取り出す
- 検出されたイヤホンを接続する
注意点としては、その他のBluetoothデバイスが近くにある時、あとから検出したデバイスを接続します。
例:イヤホンに接続した状態でBluetoothペアリング済FMトランスミッターを装着した車に乗り込むと、FMトランスミッターを検出し接続、イヤホンは自動的に解除されます。逆も然りで、トランスミッターに接続中、イヤホンをケースから取り出すとイヤホンに接続します。
後出しジャンケンのイメージですね。
次に、実際に2週間使ってみた感想を綴っていきます。
TrueAir2の後継機、こちらもおすすめ。
SoundPEATS TrueAir2を使ってみた感想
実はこのSoundPEATS TrueAir2、Amazon初売りの福袋(¥6,980)に入っていたものです。(参考記事:SOUNDPEATSの福袋!中身ネタバレ)
届いてからすぐに利用開始し、約2週間使いました。
これから率直な感想を書いていきます。僕個人の口コミと評判です。
SoundPEATS TrueAir2の装着感
TrueAir2の素材はプラスティック製でしょうか?サラサラとした感じです。
また片耳3.5gと非常に軽いため、付けている感覚がありません。
あと、これが一番伝えたいことですが、まだ1度も落ちていません。次章で詳しく解説します。
それからTrueWireless™ Mirroringという技術の恩恵か、接続が途切れにくいですかね。
例えば、両耳で聴いていて片耳をを外し収納すると瞬時に片耳モードに切り替わり、また両耳に装着すると両耳から出力される。ここもお気に入りポイント。
SoundPEATS TrueAir2の音質
音質については、低音がズンズンする感じでもなく、シャリシャリ感もない、高音低音のバランスが良いしっかりした音質です。
癖のない音が好きな人に向くと思います。
僕はこの音好きです。
それからこの価格にしては通話品質が良いです。
AppleのEarPodsでは聴き取りづらいと言われることが多かったのですが、TrueAir2は僕の声がクリアに聞こえるみたいですね。
4-mic(4つのマイク)とcvcノイズキャンセリング技術の相乗効果でしょうか。
さすがはコスパ大賞受賞製品ですね。
良かったところと残念なところ
良かったところ
まずは良かったところから。
イヤホンの説明欄にこう書いてあります。
人間工学に基づいた本体形状により、しっかり耳に装着でき、移動中でも落とす心配がありません。
これ本当です。
どういうことかと言うと、インナーイヤー型って耳から落ちそうなイメージありませんか?
このTrueAir2、めっちゃ落ちそうな雰囲気出しながらもまだ1回も落ちていません。
具体的には、バービージャンプを20回やっても落ちないし、ランニングしても落ちないです。
カナル型でも落ちていたのに。
イヤーピースのないイヤホンが、これだけの運動をしても落ちないことにビックリしています。
ちなみにEarPodsはちょっとしたことですぐに落ちますよね。
残念なところ
良い点もあれば、残念なところもあります。
TrueAir2は、イヤホンの「S」の表面がタッチセンサーで、指で叩いて再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節などの操作が可能です。
ただし、タッチセンサーの感度がイマイチです。
例えば、マスクを外したりするとき少しでもイヤホンに肌が触れると再生が止まったりします。
感度が良すぎるのか、僕の操作が下手くそなのか。
結局はスマホで操作する方が、ストレスを感じなくて済むのかなという印象です。
でも残念なところはそれくらいで、その他はほぼ気に入っています。
TrueAir2の後継機種情報
TrueAir2の発売日は2020年10月で現在も販売中です。その後、以下の後継4機種が新しく発売されています。
発売日 | 価格 | |
---|---|---|
TrueAir2(レビュー機) | 2020年10月 | ¥4,480 |
TrueAir2+ | 2021年1月 | ¥5,280 |
Air3 | 2021年8月 | ¥5,380 |
Air3 Pro | 2022年1月 | ¥6,480 |
Air3 Deluxe HS | 2022年10月 | ¥8,980 |
2022年1月に発売されたばかりのAir3 ProはANCノイズキャンセリング機能付きで、より高水準なノイキャン性能を発揮するでしょうね。
まとめ
インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン【SoundPEATS TrueAir2】をレビューしました。
「VGPアワードの金賞とコスパ大賞、ダブル受賞は納得だな。」といった感じです。
最新型【Air3 Pro】はまだまだ値下げされないでしょうから、急にイヤホンが必要になった時には「TrueAir2でいいんじゃない?」と僕は感じました。
もっと良いもの、上を見るとキリがないですからね。
【SoundPEATS TrueAir2】は5,000円で買えるとは思えない、一定の水準を満たす高性能高品質のワイヤレスイヤホンですよ。
てことで、来年もSoundPEATSの福袋買います。
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