2023年秋、聴く読書のオーディオブックの認知がさらに加速しています。
しかし、「オーディオブックが気にはなってるけど、一歩踏み込めない」
こういった方々も多いのではないでしょうか?
本記事では、Audibleのリスニングレベル「マスター」の僕が、聴く読書オーディオブックのメリットとデメリットを解説します。

僕はいつも、屈辱的な過去と、1年後の輝く未来を想像しながら耳読書しています。めちゃくちゃおすすめですよ。
聴く読書オーディオブックアプリなら「Audible」か「audiobook.jp」がおすすめです。
オーディオブックのメリットとデメリットを解説


本や雑誌を読むとき、目を使って文字を追っていきますが、文章を音声で取り込む新しい読書スタイルが“聴く読書”です。
本章では、そんな聴く読書のメリットとデメリットを深掘りし、その魅力と注意点を詳しく解説します。
聴く読書とは
聴く読書とは、文字情報を音声として聴くことで読書することです。
文章を音声化してくれるオーディオブックサービスを使って、本を聴くことで情報を得ます。
近年、オーディオブックサービスが広く普及し、この読書スタイルが注目されています。オーディオブックは、本をプロのナレーターや俳優が朗読するもので、外出中や移動時間など、手がふさがっていても読書が可能になり、効率よくインプットできます。
聴く読書の成り立ちと背景
聴く読書はオーディオブックの普及とともに広まりました。
オーディオブックは、視覚障害者や読むことが困難な人々のために始まり、それが一般化し、現在では幅広い層に利用されています。
デジタル化が進む現代社会で、ますますタブレットやスマホを利用した読書が増えてきましたが、その一方で、目を酷使することなく情報を得られる選択肢として聴く読書が注目されるようになりました。



“いま”にフィットする読書スタイルが確立されました。
聴く読書の現状とトレンド
市場の拡大とともに、各種オーディオブックサービスが増えています。
技術の進化で音質向上が図られており、多様なジャンルの本が取り揃えられ、聴く読書の選択肢が広がっています。
さらに、これまで読書習慣がなかった人々も取り組みやすいという点から、新たな読書スタイルとしてその可能性を広げています。



最近では、企業が社員研修などで利用しているケースも多いようです。
オーディオブックのメリット


では聴く読書のメリットからまとめていきます。
- 時間を有効活用できる
- 効率よく情報収集ができる
- 読書による疲れを軽減できる
- リスニング力が向上にする
- 視覚以外の学習手段として有効
- 継続しやすい
時間を有効活用できる
聴く読書の一番のメリットは効率的な時間活用が可能な点です。
例えば、通勤時間や家事をしながら、運転中など、実際に本を開いて目で追うことが難しい時間でも、文章を聴くことで情報を得られます。
無理に時間を見つけて読書する必要がなくなるため、忙しい現代人にとっては大きなメリットとなります。


効率よく情報収集ができる
また、限られた時間の中でハイスピードで情報収集ができます。
例えば、大事な面接に行く途中、または商談前の車中などで、今欲しい情報を聴くことも可能です。
SNSでも情報収集が可能ですが、より信頼性の高いのは本の情報ですよね。
読書による疲れを軽減できる
一日働いた後など、疲れて目を動かすことが辛いときでも、耳だけを使って情報を得ることができます。したがって、目や首の負担を減らしながら読書を楽しむことが可能となります。



本は意外と体が疲れるよね。
リスニング力が向上にする
外国語の本をオーディオブックで聴くことによって、リスニングスキルの向上にも繋がります。また、新しい単語や表現を耳から覚えることができ、自然な発音やアクセントにも触れることができます。



もう少ししたら子供たちの語学学習に役立ちそう。
視覚以外の学習手段として有効
視覚情報に頼らずに違う脳領域で理解力を深めることができます。
視覚的な情報だけでなく、聴覚を使うことで、文章の響きや言葉のニュアンスなどを感じ取ることで、より深くテキストを理解できます。



本を読んだあと、オーディオブックで同じ本を聴くとインプットしやすいなと個人的に思いました。記憶に残りやすいです。
継続しやすい
聴く読書の感覚に慣れてくると、読書に対する苦手意識がなくなります。



苦手意識がなくなれば、楽しくなって長く続けられるよね。
ダイエットに例えてみても、3年努力すれば誰かの役に立つレベルになれるはずなので。
”継続しやすい”メリットを活かして読書にチャレンジです!
オーディオブックのデメリット


聴く読書のデメリットです。
- 集中力の維持が難しい
- 自分のリズムで読めない
- 長時間のリスニングによる疲労問題
- 文字情報がなく音声コンテンツに限定される
集中力の維持が難しい
聴く読書にもデメリットがあります。
その一つが集中力の維持です。
実際に本を開いて文字に目を通す読書に比べ、耳から情報を得る聴く読書は、集中力が削がれやすいと言われています。その結果、オーディオブックは頭に入らないなどと思われがちなのです。
自分のリズムで読めない
また、音声による読書は、自分でペースをコントロールすることが難しくなります。
テキストを読む際には、理解に時間がかかる箇所や気に入ったフレーズなど、自分のペースで読み進めることができますが、ナレーターの朗読は一定の速度で進むため、聴き逃すと巻き戻し操作で対応しなければならないからです。



読む読書に慣れた方は、オーディオブックが合わないかもですね。
長時間のリスニングによる疲労問題
長時間のリスニングにより耳の疲れが生じることもあります。
音声情報に集中することで、意外と無視できない疲労感を感じる人も少なくありません。



僕は耳が痒くなるタイプです。
文字情報がなく音声コンテンツに限定される
最後に、聴く読書は音声情報のみになるため、図や表などの視覚情報が伴わない場合があります。(※一部PDF資料が見れます。)
これらの情報が含まれている本を読む際には、実際に目で確認できる読書の方が理解しやすいです。
オーディオブックならAudibleかaudiobook.jpがおすすめ
さまざまなメリットとデメリットを踏まえ、おすすめのオーディオブックサービスを選んでいきましょう。
聴く読書オーディオブックアプリをうまく活用することで、より豊かな読書生活を楽しむことができます。
おすすめはAmazonのAudible(オーディブル)か、(株)オトバンクのaudiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)です。
この2つのサービスを順番に無料体験して、どちらかに決めましょう。



どちらも良いアプリだよ。
オーディブル | audiobook.jp | |
---|---|---|
料金(税込) | 月額1,500円 年払いなし | 月額1,330円 年払い9,990円 |
聴き放題数 | 12万タイトル | 1万5千タイトル |
公式サイト | Audible | audiobook.jp |




聴く読書と読む読書の両方を活用した学習法
聴く読書で聴いた本が有益で自分に合っていると思ったら、繰り返し聴いて記憶に定着させましょう。
それに加えて紙の本を購入して読むと理解が深まります。



もしかしたら紙の本が苦手じゃなくなるかもしれませんね。
僕は小説のオーディオブックを聴いて語彙力が鍛えられました。
新しい言葉を覚えたり、その言葉の使い方を知ることができたり、論理的な文章の組み立て方が学べたり、ストーリーを楽しみながら鍛えることができました。
ビジネス書や自己啓発本よりも、まずは小説を楽しんでみてください。



ハマるよ。きっと。




オーディオブックのメリットとデメリットまとめ
聴く読書オーディオブックのメリットとデメリットまとめます。
- 時間を有効活用できる
- 効率よく情報収集ができる
- 読書による疲れを軽減できる
- リスニング力が向上にする
- 視覚以外の学習手段として有効
- 継続しやすい
- 集中力の維持が難しい
- 自分のリズムで読めない
- 長時間のリスニングによる疲労問題
- 文字情報がなく音声コンテンツに限定される
僕個人的にも、紙の本ではできないシーンで読書ができるところが好きで、遠ざけていた本を身近に感じられるようになりました。
メリットが大きすぎるので、4つのデメリットなどたいしたことではありません。



聴く読書を使ってみるとわかるはずです。
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